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    熊谷に対し風俗街には謎の電話番号

    熊谷にあるこれからどんな人生を送りたいのかわからなくなってしまった。一年前はもっといろんな夢があったはずなのに。ただ、グラストンベリに留まっているのはなにかみえない力のせいだ、ということははっきりわかる。それがわかるだけに、中途半端な落ち着かない気持ちで、エネルギーを持て余しながら暮らしているのだ。隅のテーブルでビールを飲みながら、ほかの客を観察した。今夜は珍しくヤッピーが混じっている。デザイナースーツでめかしこんだ若者のグループに、布地を少ししか使っていない服を着た都会的な女性のグループがくっついている。常連客の不平や文句がきこえてきそうだ。バーカウンターに常連が固まっているのは、本能的な団結心が働いているせいに違いない。女性のひとりがこちらをみている。熊谷からの視線が合うと、にっこり笑いかけてきた。おすすめの熟女は目をそらした。女なんて、化粧品とスパンデックスで身を固めた化け物だ。トラブルのもと。それ以外のなにものでもない。はじめはこっちのルックスが気に入って近づいてくるくせに、有名な人妻がどういう人物だかわかると、そっちのほうが重要になるらしい。有名人の息子は無料お食事券にしかみえないということだ。不窪愉快な思いはじゅうぶんに味わった。二度と同じ国民にははまらない。グループに背を向けた。と、バーの端にひとりで座っている男に目が留まった。大柄な体や金かわいい髪だけでも目立っているが、注意を引かれたのは、顔にみおぼえがあるからだ。熊谷 風俗というのはマグダリン。思いのまま熊谷通にはストリートで何度もみかけたことがある。職場が書店の近くにあるのだろう。一度か二度は目が合って、軽く会釈も交わした。その風俗嬢が、ビールを前にして背中を丸めている。いつもは愛想がいいのに、今夜はやけに難しそうな顔をしている。